これは実際にあった、本当の話(笑)。
世の中にはいろいろな学生がいる。
怖がらず言いたいことを主張し、ユーモアもある楽しい面接。
「なかなかいい学生だったね」と面接官。
そして、ふと気づくのだ。
「ところであいつはどんなやつ?」聞きたいことも聞けず、何となくよさそうな印象で終わり、本質に迫ることができなかったのだ。
きっと学生は家に帰ってこう思っているだろう。
「ちょろい面接だったぜ……」こういう面接スキルは論外だ。
でも実際に、学生ペースにはまってしまうケースは多々ある。
学生はストーリーを作り、台本を叩き込んで面接に来ている。
採用担当者が、その台本を崩すことができず、「いまの学生は何を考えているのかわからない……」と思ってしまったら退陣だ。
少なくとも、新卒採用の現場からは。
会議室から指図するポジションを見つけるしかないだろう。
いいと思う学生には、突っ込んでいくしかない。
それが会話のキャッチボール、相手への思いやりだ。
採用業務は営業なのだ。
できない人は「質問してこない」とぼやく前に、『質問力』なんて本を読んでみてはいかがだろうか。
インターネット全盛の現在、採用試験もネット上で行う会社が出てきた。
しかし、学生の間では「ボクに会つてもいないのに、web上で落とされるなんて納得いかない」と、評判が悪い。
私も同感。
やはり面接してナンボだ。
たとえ落ちても納得がいく。
「あいさつが悪かったのか」「あのとき、ああ答えたからか」「目を見ていなかったな」「身だしなみがまずかったか」など、落ちた理由も自分で考えられる。
学校の成績や偏差値で人間の優劣が決まるのなら、偏差値の高い大学の成績がよい学生を採ればいいのだから、採用担当者としては簡単だ。
だが、ビジネスの現場では、社会人としての評価が決して大学の偏差値順になっていないのが現実。
まだ学校差別はあるようだが、それは大企業にお任せして、これから成長するベンチャー企業には、ぜひ多くの学生と面接をして欲しい。
学生にしてみたら、たとえ面接で落ちても、誠意のある採用活動が企業イメージを高め、口コミで評判が広がり、よい人財が集まってくる。
新卒採用は教育システム「見てあげることが最大の教育。
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